梅雨の風物詩 ~カタツムリ~

新潟県の梅雨入りは、平年6月12日頃とされています。
外に出ると、カタツムリやアマガエル、ホタルなど、
この時期ならではの生き物と出会うことができます。

先日、当館のスタッフが飼っているカタツムリが卵を産みました。
みなさんはカタツムリの卵を見たことありますか?

カタツムリの卵とスケール

直径3mm程度の大きさでした。
私が想像していたより大きかったのですが、いかがでしょう?
一か月ほどで小さなカタツムリが誕生するそうです。

今回はカタツムリの殻を使った簡単な実験をご紹介します。

まず、殻に油性マジックで文字を書きます。

油性ペンで文字を書いたカタツムリの卵

次に、霧吹きでたっぷり水をかけます。

最後にティッシュで拭きます。すると、

油性ペンの文字が消えるカタツムリの卵

油性マジックの文字を消すことができます。

カタツムリの殻にはとても小さな溝があり
そこに水分が溜まって汚れを浮かすので、汚れにくいそうです。

カタツムリの卵の構造

このカタツムリの殻の構造が注目され
汚れにくい家の外壁などに応用されています。

カタツムリの殻の以外にもフクロウの羽やザトウクジラの胸ビレなど
生き物がもつ優れた機能や構造を模倣し、技術やものづくりに応用
する研究が行われています。

興味がある方、ぜひ調べてみてください!

 

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