職場体験レポート(2023年10月)①

10月に新潟市内新津第一中学校・関屋中学校・曽野木中学校から、2年生の生徒さんが職場体験に来てくれました。

プラネタリウムを観覧するお客様のお出迎えでは大変緊張した様子だったり、慣れない作業に苦戦した場面もあったようですが、皆さん2日間とても頑張って取り組んでくれました。

土日祝日に開催している「わくわくこうさくランド」の見本作りをお願いしたところ、季節に合わせた工作からかわいい生き物やおいしそうなスイーツをモチーフにしたものまで、個性あふれる素敵な作品がたくさん!

こうさくランドの会場に飾ってあるので、参加の際はぜひ参考にして工作を楽しんでくださいね!

今回も皆さんには自分が気に入った展示の紹介文を考えていただいたのでご紹介します。

まずは新潟市立新津第一中学校の皆さんです。 (以下、原文ママ 写真は生徒撮影によるもの)


「トリックアートの謎」(2階:不思議な広場)

みなさんこの写真を見たことはありますか?この写真は目の錯覚を起こす画像です。見たことがある人も多いと思います。

周りのものの大きさが変わったり、何かが付け加えられているだけでその絵の長さや大きさなどが本当は同じなのに変わったように見えてしまうのはとても不思議ですよね。 なぜ目の錯覚を起こしてしまうのでしょうか?錯覚とは目や耳などから入り受け取った情報を処理したのはいいものの、間違った認識をすることがあるらしくそのことを錯覚と呼ぶそうです。錯覚の仕組み、と言われてもよくわからないですね(笑)錯覚とはおもしろいものだと思います。

自然科学館の不思議な広場の壁一面にも、たくさんの目の錯覚に関係する絵が飾られています。見たことのないものから様々な種類のトリックアートがあります。面白いものからクラクラしてしまいそうな絵まで展示されています。 まだ見たことないという人や見てみたいと思う人は、ぜひ自然科学館の不思議な広場に足を運んでみてください!


「宇宙の大きさ」(2階:自然の科学)

みなさんは夜空を見上げたことはありますか?実は私は、あまり夜空を自分から見上げたことがありません。ですが、小学生の頃に宇宙についての自由研究をしてから、宇宙について興味をもつようになりました。そこで、私がもっと宇宙について知りたくなった展示を紹介します!

みなさんは太陽に惑星がいくつ属しているか知っていますか?
今現在では8個あると言われています。館内の自然の科学展示場の宇宙のフロアには、太陽系の惑星が大きさで比べられている展示があります。この展示を見ると、地球がどれだけ小さくて宇宙がどれだけ大きいのかが分かります。 でも、その中には太陽系唯一の恒星である太陽が見当たりません。でもよくフロアを見てみると…壁面に太陽があります!一見壁のデザインに見えますが、それは大きすぎて模型にできなかった太陽が表されていたんですね!

同じフロア内にある宇宙船の中の展示には、西ドイツ製の宇宙線の展示や、実際に地球に落ちた隕石が展示されています。本物の隕石に触れられることは貴重な体験ですね。県立自然科学館に来る機会があったら、ぜひ宇宙のフロアに遊びに来て、夜は夜空を見上げてみてください!


「恐竜の時代は…!?」(2階:自然の科学)

皆さんは恐竜が生きていた時代のことを知っていますか?興味があってたくさん調べたっていう人もいるし、興味がなくてぜんぜん分からないって人もいると思います。
そんないろんな人たちにおすすめしたいのは、マイアサウラ劇場です。

このマイアサウラ劇場は、子育てをしていたと考えられているマイアサウラの親子の冒険を上映しています。マイアサウラの親子、ティラノサウルスやトリケラトプスが登場します。恐竜たちはセリフに応じて動くので迫力もあって面白いです。いろんな世代の人にも楽しめる内容になっています。 また、恐竜が生きていた時代の化石も見ることができます。

本物の化石がたくさんあって、中には、触ることもできる化石もあるので一つ一つ触ってみるのもいいと思います。 子どもからお年寄りの方までいろんな世代の人が楽しめるようになっているので、ぜひ自然科学館に来たら、マイアサウラ劇場やいろんな化石を見てみてください!


「プラネタリウムには魅力いっぱい!?」(1階:プラネタリウム)

皆さんは夜になると綺麗に輝く星に興味がありますが?星がとても好きだ、という人も、あまり興味がないな、という人もいると思います。私は今まで星について考えたことはあまりありませんでしたが、自然科学館のプラネタリウムを見て、以前よりも星に興味を持つことができました。ここでは、そんなプラネタリウムについて紹介します。

自然科学館のプラネタリウムドームは太陽をイメージした作りになっていて、実際に見てみるととても大きいです。プラネタリウムの半分は建物の外にむき出しになっています。

中に入ると、中央にプロジェクターや投映機が設置されていて、それを囲むように半円に座席が広がっています。座席は上を見上げるために動くので、真上や後方にある星を見上げるときに便利です。

また、何度見ても飽きないよう、その時の季節の星を見ることができるようにしたり、何かとコラボした番組を投映したりしているそうです。 子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方々が楽しめるようになっているので、自然科学館に来たらぜひ、プラネタリウムを見てみてください!