顕微鏡で見てみよう!

みなさん、こんにちは。
今日ご紹介するのは、自然の科学3階「光学顕微鏡の世界」です。

実は3か月ほど前に、このエリアの顕微鏡が数台新しいものになりました。

より綺麗に見えるようになった顕微鏡を、皆さんにもぜひ楽しんでいただきたいので、今日は顕微鏡の使い方をレクチャーします!

「光学顕微鏡の世界」には2種類の顕微鏡がありますが、今回はこちら

実体顕微鏡についてご紹介します。

実体顕微鏡は昆虫や植物などを観察するときに使われ、左右の眼で同時に試料を見ることで、奥行きのある試料を立体的に観察することができます。また、顕微鏡で試料を観察しながら解剖などの作業をすることもできます。通常、実体顕微鏡は接眼レンズを両眼でのぞいて観察します。ですが、当館の顕微鏡にはモニターがついており、レンズをのぞかなくてもピントを合わせて観察をすることができます。今回はモニターを見ながら試料を観察する方法をご紹介します。

【実体顕微鏡の使い方】

①試料をセットする
観察したい試料をステージにのせ、赤いスイッチを押してライトを点けます。

②倍率を一番低くする
接眼レンズの右側についている倍率ハンドルを回して「.67」に合わせます。

③ピントを合わせる
モニターを見ながらピントハンドルを回し、ピントを合わせます。

④明るさを調節する
ステージの左右奥についている明度ダイヤルをまわして、ライトの明るさを調節します。
ライトはステージの上と下にあり、それぞれ明るさを調整できます。

拡大して観察したい場合は、この後に倍率ハンドルを回して高倍率にし、もう一度ピントを合わせます。これで観察の準備は完了です。

準備ができたら早速観察をしてみましょう。今回はエゾゼミの試料を見ていきます。

こちらはエゾゼミの眼です。

ここから倍率をあげてみると…

眼の表面に点のような、粒々したようなものがびっしり並んでいますね。実は、この粒の一つ一つが個眼(こがん)と呼ばれる眼です。個眼が集まったものを複眼(ふくがん)といいます。

このように、顕微鏡を使うと肉眼では見えない、細かいところまで観察することができます。レンズを両眼でのぞいて観察してみたい方は、お気軽に近くのスタッフへお声がけくださいね!

実体顕微鏡は、今回ご紹介した「光学顕微鏡の世界」の他にも、自然の科学2階ブナ林や岩石のコーナー、生活の科学2階マルチメディアのコーナーにも設置されており、それぞれ異なる試料を観察することができます。新しくなった顕微鏡で、ぜひ小さな世界を観察してみてください!

(コミュニケーター・H)

<参考>
双眼実体顕微鏡の正しい使い方 日本理科教育振興協会
http://www.japse.or.jp/wp-content/uploads/souganjittai.pdf

実体顕微鏡 オリンパスライフサイエンス
https://www.olympus-lifescience.com/ja/microscopes/stereo/

『図解雑学 昆虫の科学』(1999) 出嶋利明  ナツメ社