情報との付き合い方のはなし

みなさまこんにちは、いかがお過ごしでしょうか、企画担当Kです。すっかり春めいてきましたね。今年は桜の開花も例年より早いのでしょうか。

さて、緊急事態宣言が出た2020年4月から3年。この3年間で大きく変わったことの1トピックスとして挙げるとするならば、インターネットの活用ではないかと思います。もちろんコロナ禍以前からYouTubeやSNSは普及していました。けれども、それらを積極的に活用し発信していこう、とする人たちが爆発的に増加したように感じます。博物館業界でもそうです。北海道博物館が家庭内で楽しめるワークを紹介した『おうちミュージアム』のHPを覗いてみると、日本全国の多数の館が参加していることがわかります。当館でも「おうちでやってみよう!」というページを立ち上げ、ぬりえや工作を紹介しました。

https://www.sciencemuseum.jp/news/detail/367

(今も公開していますので、お時間あるときにご活用くださいね。)

で。何が言いたいのかといいますと。このインターネット活用の爆発的増加により魅力的なYouTube動画が増えたことで、そこまで利用していなかったKも日々楽しむようになりまして…科学者・研究者が登場する動画を発見し視聴しては日々楽しんでいるわけです。最近のお気に入りは「WIRED.jpチャンネル」さん。2022年9月から始まった日本版「Tech Support」シリーズでは、科学者・研究者が様々な質問に軽妙な語り口で回答してくれています。こういうコンテンツが無料で視聴できるなんて、すごい時代になったものです。

半面、情報が気軽に入手できるようになった昨今だからこそ、注意しなければいけないこともあります。それは「信用に足る情報か否か」の判断をきちんとすること。誰もが気軽に情報を発信し、受信することができる今、その内容を見極めることが大切です。「すべて疑ってかかるべし」とまでは言いませんが、情報発信元は誰で、いつの内容なのかを確認することは必須です。それをしないと、デマ情報に踊らされる日々が待っていますよ…。それはさておき、動画を閲覧した後は、自分でさらに調べてみる。そして「学び」へと繋げていく。今の時代は、そんな知識の蓄え方が肝要なのかもしれないな、と考えている今日この頃です。

企画K