皆さんはディスクオルゴールを聴いたことはありますか?
当館2階の「不思議な広場」には、ディスクオルゴールがあります。
今から120年ほど昔の、1890年代にドイツのライプツィヒで作られたものです。
このディスクオルゴール、正式な名前を「ポリフォン104型」といいます。
当時の販売店は親しみを込めて、ニックネームで呼んでいたそうです。
その名も「サンドリンガム」
何だかかっこいいニックネームですね。
さっそくディスクオルゴールを動かしてみたいのですが、電源ボタンがありません。
それもそのはず、こちらは電気ではなく、ゼンマイを使って動く仕組みになっています。
ハンドルでゼンマイを巻き、コインを入れると動き出します。
コインは昔のイギリスのお金で1ペニー硬貨です。
こちらのディスクオルゴールはドイツで作られたものですが、イギリスで活躍していたため、イギリスのお金が使われています。
コラムでは音色をお伝えすることができませんが、とっても素敵な演奏をしますよ。
ぜひ、聴きにいらしてくださいね。
ディスクオルゴールは、実演でも紹介しています。
実演は毎日日替わりの演目で実施していますので、ぜひご参加ください!
不思議な広場の実演
平日 11:30~
土日祝 11:30~、16:00~
インタープリター 今井