みなさんこんにちは、学芸員Kです。
さて、現在当館には1人の若者が来ております。彼女は『博物館実習生』。一週間という短い期間なのですが、科学館の運営や展示・実演のつくりかたなど、実際にスタッフとして業務を行ってもらっています。
よく「どうやったら科学館で学芸員として働けますか?」という質問を受けるのですが、その1つとして『大学で学芸員資格を取得する』という道があります。全国で300大学くらいが学芸員資格取得のための科目を開講していて、これらを学ぶと資格を得ることができます。(詳しくは文部科学省のHP「学芸員になるには」をご覧ください)(※外部サイト)学校教員になろうとしている学生が教育実習で母校を訪れ授業を行う、というのと同じように、学芸員になろうとしている学生も博物館などで実際の業務を行い、経験を積むのです。
当館での博物館実習最終課題は来館者の前で実演をすること!自分自身で展示を決め、話す内容を考えてもらいます。どのように話したら来館者に伝わるのか…これは普段私たちも試行錯誤していることなので、体感してもらいます(笑)。本番は最終2日間(9月9日・10日)。はてさて、どうなるかな…?また、実習として作成してもらった、鳥屋野潟の野鳥写真・解説キャプションを自然の科学3階で展示しています。ご来館の際にはぜひご覧くださいo(^-^)o
展示の高さ・キャプションの位置を検討しています。解説文も実習生自身が作成しています。