ある朝のこと。隣の席のスタッフが、マスクをして出勤してきました。
「風邪?」と聞くと、彼女はおもむろにマスクを外しました。
そこに見えたのは、、
耳まで裂けた、、、
大きな口…
ではなくて、さらに彼女が下唇をペロンとめくると、大きな口内炎が現れました。
痛そう!と思うと同時に、私も下唇をペロンとめくって見せました。
実は二人とも同じ位置に口内炎ができていたのでした。
口内炎になったことのある方は分かると思いますが、あの痛みはなかなか辛いですよね。食事のときも痛いし、話すときも痛い…。何とかならないものかと、彼女と口内炎談義になりました。
口内炎はその原因によっていくつか種類があるそうですが、代表的なものは三つです。
まず一般的にもっとも多いのが「アフタ性口内炎」です。これは原因が実ははっきりとしていないそうなのですが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2の欠乏)などが考えられるそうです。
他の二つはウィルスや細菌の増殖が原因の「ウィルス性口内炎」と、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側をかんでしまったりという物理的刺激によって起こる「カタル性口内炎」です。ここでは省略しますが、それぞれ発症の様子がアフタ性とは違うようです。これによると、私はアフタ性、彼女はカタル性のようでした。
口内炎の時、私が頼るのが、丸いシール状の貼り薬です。いろいろ試した結果、お勧めは溶けてなくならないタイプのものです。
ただし、なかなか治らない場合には、口腔がんの可能性もあるそうです。ちょっと怖いですよね…。ずっと治らない口内炎がある方はぜひ、病院へ行ってくださいね!
(普及 ナターシャ)