今年の中秋の名月は今日10月4日です。
中秋の名月は十五夜ともよばれ、ススキやお団子、野菜や果物をお供えしてお月見を楽しんでいる方も多いと思います。
もともとは、お米や収穫を月に感謝する行事として行われてきたそうです。
空気の澄んだ秋空に、きれいに輝く中秋の名月
中秋の名月は「満月」と思っている方も多いかもしれませんが
実は必ずしも満月ではないのです。
その理由は
月の地球の周りを回る公転軌道が楕円形をしている為なのです。
月はおよそ29.5日で地球の周りを一周しながら、満ち欠けを繰り返します。
月が地球に近い位置にある時にはスピードが速く、遠い位置にある時には遅くなるため、ずれが生じてしまう事が原因です。
今月の満月は10月6日なので今年は2日のずれが生じています。満月でこそありませんが、満月前後の月はとても明るく、見ごたえある事には間違いありません。
では、中秋の名月が満月の日ではないのに、なぜ毎年日付が違うのでしょう?
それは、旧暦(太陽太陰暦)の8月15日に見える月を指すため、現在の歴では毎年ずれが生じてしまうのです。
昔から月は不思議なパワーをもっていると言われています。
「新月の願い事は叶う」と言われていて「新月に願い事をする」というワークが今とても注目されていますよね。
今日は一年に一度の中秋の名月。
普段何気なく見ているお月様ですが、今夜はゆっくりと、みんなでお月様を眺めてみましょう。
🌛本日の月の出・・・16:46(新潟)
🌛月の見える方角(20:00頃)・・・南東
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