ハローエブリワン!
本日は生活の科学3階にある「蒸気機関車(Steam Locomotive)」をご紹介します。
当館には,世界で初めて作られた「蒸気機関車」の模型があります。
世界初の蒸気機関車…みなさんは,どんな機関車だと思いますか?
こんな列車が思い浮かんだ方が多いと思います。いわゆる「SL」と呼ばれる列車ですね。
たしかにこのような列車も蒸気機関車ですが,世界初ではないんです。
「蒸気機関車(Steam Locomotive)」とは,「蒸気機関を原動機とした機関車」のことを表します。
蒸気機関を使う機関車であれば,上のような列車でなくても「蒸気機関車」と呼びます。
そして,世界初の蒸気機関車はこちら…!
ワッツディス!?これはなに!?と思われるかもしれませんが,こちらが世界初「蒸気機関車」の姿です。
1804年にイギリスのリチャード・トレビシックによって開発されました。
当時はまだ蒸気機関車専用の線路がなかったため,馬車用の線路の上を走ったそうです。
その速度は…というと
10tの荷物と70人の人を乗せて走ったところ,時速8kmだったそうです。人が走る速さぐらいです。Oh…遅いネ!Very slowly!涙
でも,人の力も馬の力も使わない乗物の発明は,画期的であったことに変わりありません。
ちなみに,蒸気機関車が輸送用として実用化されたのは20年後の1825年です。
イギリスのジョージ・スチーブンソンによって開発されました。
そこから長い年月をかけて,研究と改良を重ねた末に現在よく知られている「SL」の形になりました。当館にも,日本最大の旅客用蒸気機関車「C62」の12分の1模型があります。
屋外展示場には,国産初の本格的な蒸気機関車「9600型」もありますので,ぜひご覧ください。
※「9600型」は,実際に乗ることもできます!
蒸気機関車よりも新幹線の方が好きな私,にこやか個装。
ですが!!一回でいいから,ハッ〇ーターンをワンハンドにSLに乗るのがマイドリームです。
蒸気機関車も新幹線も,ロマンがありますね!
それでは!シーユー!!
インタープリター・にこやか個装