ペットボトル温度計を作ってみよう!

ペットボトルとストローでできるちょっと変わった温度計を作ってみませんか?

今回紹介する温度計は、正確な温度を測ることはできないのですが、水の位置を確認することで、温度の変化を調べることができるものです。

《材料》
ペットボトル(300mlがおすすめ)、透明ストロー、食用色素(なければ絵具やインクでも可)、水

《道具》
キリ(画びょうとドライバーでも可)、プラスチック用接着剤、割りばし、カップ、トレー、油性ペン

《作り方》
1.まずは、温度計の計測部分を作ります。ペットボトルのフタの真ん中にキリで穴を開け、ストローを通します。穴の大きさはストローがギリギリ通るぐらい。※この作業では、けがをしないように十分気を付けて行ってください。

2.穴にストローを通したら、ペットボトルの中に入るストロー先が、5cmぐらいの長さになるように調節します。

3.この位置でストローを固定するため、一度ペットボトルにはめた状態にして、接着剤を塗ります。ストローとフタの隙間を埋めるようにたっぷりと。接着剤が乾くまで待ちます。

4.次に、温度計のえきだめとなる色水を作ります。今回は、食用色素の青を使います。ペットボトルの容量よりも少し多い350ml程度の水をカップに用意したら、食用色素を耳かき2杯程度入れて、割りばしでよく混ぜます。(お好みで色を変えたり、分量で色の濃淡を調整してみてください。)

5.できた色水をペットボトルに入れます。口ぎりぎりまで入れたら、ストローが付いたフタを閉めます。※色水がこぼれることがあるので、トレーなどの上で作業しましょう。

6.フタより上のストローに色水が上がってきたら成功です!フタをしっかり閉めましょう。※ここで色水が上がってこない場合は、ストローとフタの間に隙間があるかもしれません。もう一度接着剤で隙間を埋めてみてください。

7.最後に、今ある色水の位置に印(現在の温度を示す基準線)を付けたら、ペットボトル温度計の完成です!
※他の人が飲み物と間違わないように「飲みものではありません!」と貼り紙をするなど十分ご注意ください。

《温度変化の見かた》
水の体積は、温度によって変化します。温度が上がれば、体積が増え、水の位置は上がります。

温度が下がれば、体積は減り、水の位置も下がります。

《実験!》
場所(部屋、冷蔵庫、お風呂場など)を変えて、温度計の水の位置に変化が出るか観察してみましょう。また、温度計をベランダなどに置いて、朝・昼・晩で水の位置がどう変わるのか観察してみるのも面白いでしょう。

他の楽しみ方もあるかもしれません。いろいろ試してみてください。

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