リング飛行機と発射台を作ってみよう!

折り紙など身近なものだけで簡単にできるのに、驚くほどよく飛ぶ「リング飛行機」を作って飛ばしてみませんか?

《用意するもの》

折り紙(1枚)、輪ゴム(1本)、筒(2個のトイレットペーパーの芯をつなげたもの、もしくはペーパータオルの芯など)

《道具》

ハサミ、テープ、鉛筆、定規

《準備》

1.2つのトイレットペーパーの芯をつなげて使う場合、真ん中をテープで貼り合わせておきます。

2.輪ゴムを切っておきます。

《作り方》

1.まずは、発射台を作ります。

片側の2ヶ所にゴムが挟まる程度の切込みを作ります。
※写真は、約1㎝×0.5㎝ほどの切込みサイズですが大体でOK。

2.次は、リング飛行機を作ります。
折り紙の端からだいたい3cmのところに線を引き、その線に向かって半分に折ります。

3.折った部分をまた半分に折ります。

4.そのまた半分に折ります。

5.折った部分を1回だけ開いて、切った輪ゴムを貼り付けます。
※飛ばす時に外れやすいためテープでしっかりと固定します。

6.テープを貼ったら、開いた部分を元に戻します。

7.輪にしやすくするために、筒に沿って巻き付けてクセをつけます。

8.輪にしてテープを貼ります。

※輪は筒よりも一回り大きくなるようにするため、折り紙の端と端が重ならないように貼り合わせます。

完成!早速飛ばしてみましょう!

≪飛ばし方≫

1.発射台は切込みが上にくるように持ちます。

2.リング飛行機は折った部分が上になるように、発射台の上から入れます。

3.輪ゴムを切込みにひっかけて下に引っ張ります。この時、少しひねるのがコツ!

4.そして、リング飛行機を引っ張っている手を離せば飛びます!!

もしお外で飛ばす場合は、輪ゴムが外れた時に備えてテープを持っていきましょう。

≪なんで飛ぶの?≫

リング飛行機が飛ぶには「ジャイロ効果」が関係しています。

ジャイロ効果とは、回転により動きが安定することです。身近にある物だとコマや自転車などがあります。

ラグビーボールは回転をかけることで空気抵抗が減り、遠くまで投げることができます。

回転をかけて飛ばしたリング飛行機は、空気抵抗が減ったことと輪の中を流れる空気の力でより遠くに飛ぶのです。

 

普及 鷲尾