今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、ステイホームの一年でしたね。皆さんは自宅でいかがお過ごしでしたか?私は家で過ごす時間が有意義になるように、新しい趣味を始めました。
『ウクレレ』です。
私も娘もフラを習っているので、ウクレレの音色に親しみがあり、私の演奏で娘が踊ってくれたら素敵だなと思ったことがきっかけです。(フラとはハワイ語で『ダンス』という意味があり、一般的に知られているフラダンスの正式名称はフラといいます)ウクレレはギターによく似た弦楽器で、弦をはじくことで音が鳴ります。
ところで、この『音』とはどういった仕組みで聞こえるのでしょうか。
音の正体は『振動』です。振動とは『物が細かく震えること』です。物が細かく震えると周りにある空気も振動します。この振動が次々と空気中を伝わっていき、耳に届くことで私たちは音として聞こえます。
ウクレレは弦をはじくと弦が振動し、楽器本体に振動が伝わります。すると、楽器の周りにある空気が振動します。この振動が空気中を伝わっていきます。
ちなみに、ウクレレには楽器本体の中央にサウンドホールという穴が開いています。穴がなくても音は聞こえますが、穴から振動した空気が外に出ることによって、音量が大きくなったり、音質が良くなったりします。
この『振動』は身近なもので確認することができます。皆さんが声を出した時に、優しく喉に手を当てると震えを感じることができますので、確かめてみてくださいね。
当館では音に関する展示がいくつかありますので、皆さんも体験してみてください。
では、音が鳴る仕組みについてわかったところで、私の演奏をお聴きください!
…と言いたいところですが、まだまだ皆さんに披露できるレベルではありません(苦笑)
いつか皆さんに聴いていただけるように、今後も練習頑張ります!
インタープリター 今井