甘~い趣味

みなさんは甘いものはお好きですか?

私は甘い物が大好きで、最近気になって集め始めたものがあります。

それは、「ハチミツ」。 朝市などで試食させてもらったことがきっかけで、最近気になっているのです。こちらは集めたものの一部ですが、比べてみると見た目だけでもこんなに違いが!

味もそれぞれの花の種類で異なり、食べ比べるのもとても楽しいのです!

例えば、いろいろな花の蜜を集めてできたハチミツを「百花蜜」と言うそうなのですが、私が食べた春のものは香りが強く、華やか。そして夏のものはすっきりとして、さわやかな風味。季節によって全く違うので驚きました!

地域によっても咲いている花の種類が異なるため、同じ季節の百花蜜であっても違う風味が楽しめるようです。

そして、1つの種類の花の蜜からできるハチミツを「単花蜜」と呼ぶそうです。アカシアやさくら、そばなど様々な種類があります。これはどのように作られているのか調べてみると、それぞれの花の開花に合わせ、ミツバチの巣を移動したり、他の花の蜜が混ざらないように花が咲き終わったらハチミツを採集したりと養蜂家の方々の手間隙がよりかかったものだそうです。

さて、みなさんもハチミツはミツバチが花の蜜を集めてできることは、きっとご存じだと思います。ミツバチの寿命は時期よって異なりますが、花の咲く時期は羽化してから約1ヵ月。その最後の約10日間で蜜を集めに行きます。10gのハチミツを作るためには、なんと20gの花の蜜が必要なのだそうです。でも、1匹のミツバチが1度に運べる花の蜜は20~40㎎程度。1匹のミツバチが生涯かけて集めても、ティースプーン1杯のハチミツにもならないそうです。1瓶のハチミツも多くのミツバチたちが頑張って花の蜜を集めたからできるのですね。

では、そのハチミツですが、花の蜜からどのようにしてできるのでしょう?ミツバチの巣に花の蜜をためておけばハチミツになるのでしょうか?

私も知らず、調べてみると、ミツバチについて驚くことがたくさんありました。気になった方、ぜひ調べてみてください。

事務局 T


<参考図書>
・よしだただはる /へん, たかべせいいち /え.『ミツバチの絵本』.農山漁村文化協会.2002.3.36p
・高橋 純一.『ミツバチの秘密』.緑書房.2023.9.345p