『星空観望会2025』レポート

先日、今年度の星空観望会日程が終了しました。

予約が取れなかった皆さま、予約したけど悪天候で中止になってしまった皆さま、申し訳ございません。そして、運よく天候に恵まれ、参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

当館では、昨年度から「スマート望遠鏡」という画像処理をその場で行ってくれる最新鋭の望遠鏡を導入し、これまで新潟の市街地では観察が難しかった淡い光の天体をご紹介できるようになりました。簡単に画像として記録することもできるので、一部をご紹介したいと思います。

M13球状星団(ヘルクレス座) 撮影日:2025年9月27日
M57リング星雲(こと座) 撮影日:2025年9月27日
M20三裂星雲(いて座) 撮影日:2025年7月26日
M31アンドロメダ銀河(アンドロメダ座)  撮影日:2025年9月27日

特別な画像処理をしなくてもこの迫力!

スマート望遠鏡にはいろいろな種類がありますが、当館のものは望遠鏡をのぞくレンズもついているので、実際に覗いてみるとまた違った感動があります。

今回ご紹介したものや昨年度のスマート望遠鏡の画像は今後、天文フォトギャラリー(リンク)からもご覧いただける予定です。(公開準備中)

そして、星雲や星団・銀河などの淡い天体以外にも、惑星や月も大人気です。

10月6日(月)は中秋の名月でした。

観望会開催時のものではありませんが、望遠鏡越しの月を撮影できました。

中秋の名月の写真
科学館屋上にて 撮影日:2025年10月6日
中秋の名月の写真

次年度の星空観望会開催もお楽しみに☆彡

プラネタリウム解説員 T