不思議な広場の鏡のゲートを通って中に入ると
すぐ右側にある展示『静かなドレミ』。
まっすぐ通り越してしまいがちな展示ですが、
皆さん知っていますか?
長さの違うパイプがたくさん並んでいます。
まずは、どれか1つのパイプに耳を近づけて、音を聞いてみて下さい。
「ボワ~」という音が聞こえてきます。
このパイプから聞こえる音は、周りにいる人の声や足音など
周囲の音が入りまじったものが音源になっています。
では次に、長い方のパイプから短い方のパイプの音を順番に
聞いてみて下さい。
なんと!・・・ド・レ・ミ・・・の音階になっているのです!
これと同じ性質で作られているものに、トロンボーンという楽器があります。
トロンボーンは、管を長くしたり短くしたりして演奏します。
同じ吹き方であれば、管を長くしたときには低い音が、
管を短くしたときには高い音が出ます。
管の長さを調節することで、ドレミの音階を作っているのです。
また、この性質を利用して作られた玩具が不思議な広場にあります!
「ドレミパイプ」と呼ばれている玩具です。
正式名称はBoomwhackers(ブームワッカー)といいます。
遊んだことのある人いますか?
この玩具は、アメリカ合衆国で生まれたポリエチレン製の筒型の打楽器で、
知育玩具としても知られています。
パイプを持って膝や床、机などを叩くだけで
ドレミの音を出すことができるんです。
ちょっと、自分の体をポンポン叩いて、音を出して遊んでみました!
みなさんも、こんな風に楽しく音を出して遊んでみて下さい☆
しばらくの間、不思議な広場のディスプレイにありますので、
遊んでみたい方はスタッフにお声がけ下さいね。
皆様のご来館お待ちしております。
インタープリター伊藤