皆さんは科学館に誰と来ますか?実際のところ、科学館に来る人の年代は幅広く、私自身も年を重ねるごとに一緒に来る相手や来館の目的、楽しみ方が変化しています。最近では子供と来ることが多いですが、写真を見返してみて改めて変化を感じました。今回はその科学館での楽しみ方の変化をご紹介します。
【自然の科学3F たつまき】
2才の頃は怖がって展示の中まで入ることができませんでしたが、4才になった今ではじっくり観察しています。
【自然の科学3F 大水槽/光学顕微鏡】
面白半分で楽しんでいた2才の頃とは違い、4才になってからは「ゾウリムシを観察したい!」「恐竜がみたい!」等目的を持って来館するようになりました。身体の大きさはもちろんのこと、展示の見方や来館の目的でも成長が感じられます。
時折展示場で保護者の方から「小さい子はどこで遊べますか?」と聞かれることがあります。
2Fにある「不思議な広場」(靴を脱げるスペースや子供向けの知育玩具等もある)をご案内することが多いですが、お子様それぞれに興味のあるものが違いますので、ぜひ展示場をまわって、お気に入りの展示を見つけて欲しいです。
ちなみに、息子の幼い頃のお気に入りの展示はというと、「大河津分水工事のジオラマ」でした。(小声)足を止めるお客様はあまり多くはない展示のような気が…。3才頃までは毎回時間をかけてじっくり観察していました!4才になった今では、それまで怖くて入れなかった恐竜の立体映像が楽しめる「VRシアター」が一番のお気に入りです!成長と共に好みも変化していくのですね。
【新潟県の移り変わり 大河津分水工事/生活の科学3F VRシアター】
そして、来館した時は写真を撮っておくと子供の成長だけでなく、展示の変化にも気付くことが出来るかもしれません!
【生活の科学2F 旧型aibo → 新型aibo】
新型aiboは丸みを帯びた愛らしい姿になりました!残念ながら現在は新型コロナウイルス対策のため、aiboに直接話しかけることは出来ませんが、無邪気に動きまわる可愛らしい姿を見にきてくださいね。
ぜひ、皆さんも自分らしい科学館の楽しみ方を見つけて下さい!皆さんのご来館、お待ちしています!
インタープリター 長谷川