あけましておめでとうございます。企画のSです。
突然ですが、みなさんは魚は好きですか?私は見るのも食べるのも大好きです。
実は魚の中には、今年の干支である馬にまつわる名前を持つものがいます。今回はそんな魚たちをいくつかご紹介します。
1.ワタカ

池のほとりで力尽きた後醍醐天皇の愛馬の魂が池に住む魚に乗り移ったという伝説と、水草を主食とする生態から、別名「馬魚(ウマウオ)」と呼ばれる淡水魚です。もともと琵琶湖固有種でしたが、琵琶湖産の稚アユの放流に伴って全国各地へ広がっていきました。
2.タツノオトシゴの仲間


タツノオトシゴの仲間はHippocampus属に分類される海水魚です。属名の語源は、古代ギリシャ語のHippos(馬の)Kampos(海の怪物)が由来とされています。恐ろしい名前ですが、タツノオトシゴの仲間は子育てをする魚でもあります。オスの腹部には育児嚢(いくじのう)という袋があり、卵からかえった子どもをある程度の大きさまでこの袋の中で育てます。実は優しいイクメンな魚なんですね。
3.ウマヅラハギ

頭部が長く、馬の顔のように見えることからウマヅラハギと名付けられたとされています。小さなおちょぼ口には頑丈な歯が並んでおり、かたい殻をもつ貝類やエビやカニなどの甲殻類をかみくだいて食べます。
新潟県内でも漁獲され、「コウグリ」という名前でカワハギと共に流通しています。クセのない淡白な白身の魚で、秋から冬になると濃厚なうまみを持つ肝が大きく育ち、非常に絶品です。
調べてみると馬にまつわる名前を持つ魚はほかにもいるようです。
まだまだ寒い日が続きますが、体調管理をしっかりして、本年も馬のように駆け抜けてまいりましょう。
企画 S
<参考>
・“馬魚 ─ 馬の顔をした魚”. 天理観光ガイド・天理市観光協会. https://kanko-tenri.jp/old-story/magyo/, (参照 2026-1-5).
・“侵入生物データベース ワタカ”. 国立研究開発法人国立環境研究所. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/50600.html, (参照 2026-1-5).
・“【辰年が終わる前に……】タツノオトシゴってどんな生き物? 水族館の人気者の不思議な生態に迫る!”. 池袋・サンシャイン水族館. 2024-12-24. http:// onlineshop.sunshinecity.jp/blog/post-3772/, (参照 2026-1-5).
・秋山信彦. 海馬(タツノオトシゴ類)の完全養殖. 産学官連携ジャーナル. 2021年,17巻(5号), p.21-23.
