4月に入り、暖かい日が多くなって春を感じるようになりましたね🌸
4月は、新しい事を始めたり、いろいろな事にチャレンジするにはとてもいい時期です。習い事をはじめたり、スポーツをするのもいいですね!お散歩をしながら新しいお店を発見するのもステキ!私は、この春から運動を始めたいなと思っています。(毎年この時期に思って3年経ちました…)
そしてこの春、当館2階・不思議な広場には新しい本が仲間入りしました! 今回は、その中から展示場スタッフが皆さんにおすすめしたい“推し本”を紹介します。
『細菌ラボ 感染症とたたかう研究所』

文:リチャード・プラット/絵:ジョン・ケリー/訳・監修:竹内薫/出版社:小学館/出版年:2021年
人類の歴史は、感染症との戦いの歴史でもあります。 この本では、私たちの祖先がどんな風に感染症と戦ってきたのか、個性的で可愛いイラストを見ながらわかりやすく学ぶことができます。 2019年から新型コロナウイルスが流行し、私たちの生活が一変したことは記憶に新しいですが、あの経験をした皆さんにこそ読んでほしい、未来に向けて知っておきたいことがギュッと詰まった、そんな1冊です。(スタッフS)
『どうぶつのわかっていること・わかっていないこと』

文:木下さとみ/絵:𠮷森太助/監修:京都大学野生動物研究センター/出版社:小学館集英社プロダクション/出版年:2022年
この絵本では、本のタイトルの通り動物のわかっていることとわかっていないことについて、とてもわかりやすく知ることができます。わかっていないことについては、もしかしたらこんな理由かもしれない!それを証明するには、なにを調べたいいのかな?というように、その動物についていろいろな可能性を、絵本を読みながら考えることができます。 最後のページでは、「もしかしたら、こんな理由だったのかもしれないね」とユーモアのある仮説を読むことができ、ここが私の最大の推しポイントです♥ 同じシリーズで「きょうりゅう」の絵本もありますので、そちらもぜひ読んでみてください!(スタッフK)
『ネコ博士が語る 宇宙のふしぎ』

文:ドミニク・ウォーリマン/絵:ベン・ニューマン/訳:日暮雅通/日本語版監修:山崎直子/出版社:徳間書店/出版年:2017年
宇宙の誕生から未来の宇宙の話まで、宇宙の謎をネコ博士が分かりやすく教えてくれます。 カラフルなイラストも可愛く、つい手に取ってしまう図鑑絵本です。 じっくり隅から隅まで読むのも良し、図鑑として調べものに使うも良し、パラパラめくってイラストを楽しむも良し!様々な楽しみ方ができる一冊になっています。 ネコ博士シリーズの科学・体・海のふしぎもおすすめ!(スタッフH)
『そうたいせいりろん for babies』

作:クリス・フェリー/監訳:村山斉/出版社:サンマーク出版/出版年:2020年
展示場で小さなお子さまとお話をするとき、「できるだけわかりやすく、やさしい言葉で説明すること」を心掛けています。が、難しい内容を簡単に正しく説明するのって、これがなかなか難しく…、日々勉強です。 この本は相対性理論という大人でも難しい理論を赤ちゃんにも伝わるようにと作られた絵本です。内容に誤りがないよう素粒子物理学者の先生が監訳していますし、シンプルな言葉やイラストは読み聞かせにもぴったりです。 お子さまに読み聞かせをしつつ、大人も学べるので、ご家族でぜひ読んでみてください! 当館はシリーズで揃っていますよ😊(スタッフI)
『ダーウィンの「種の起源」 はじめての進化論』

作・絵:サビーナ・ラデヴァ/訳:福岡伸一/出版社:岩波書店/出版年:2019年
有名な自然科学者、チャールズ・ダーウィンが書いた『種の起源』という本の内容がそのまま絵本になっています。 一目で手に取りたくなるような素敵な絵が魅力です。本の内容がその絵によってとても理解しやすく、すっと頭に入ってきて、生命の「なぜ?」がわかる一冊です! 絵をぱらぱらと見ているだけでも心が癒される、大人にも子供にもみんなに好きになってもらえる絵本だと思います。ぜひ、ご一読ください!!(スタッフF)
今回紹介した以外にも、たくさんの本が仲間入りしています!どんな本があるのか、ぜひ来館した際はチェックしてみてくださいね😊

※場合により、展示場「不思議な広場」に本が出ていないこともあります。詳しくは展示場スタッフへお問い合わせください。
コミュニケーターK