ロケットと同じ原理!?風船カーを作って走らせよう!
《用意するもの》
風船(1個)、段ボール(6×10㎝くらい、1枚)、つまようじ(4本)※竹串でもOK、ジャバラストロー(1本)、ストロー(9㎝くらいのまっすぐのもの、2本)、ペットボトルのキャップ(4個)
《道具》
テープ、キリ、鉛筆
《作り方》
1.ペットボトルのキャップの中心にキリなどで約2㎜の穴を開けます。つまようじを通した時に少しきついくらいの大きさです。4つ全てに開けます。
2.つまようじの溝(①)が穴(②)にはまるまで、キャップの内側から外側に向かってつまようじを通します。すると、つまようじとキャップが固定されます。
3.つまようじの先に、別のつまようじの先をテープでつないで1本にします。これをもう1セット作ります。
4.鉛筆などを使って、段ボールのすき間にストローが通るスペースを2か所作ります。ここにストロー(9㎝くらいのまっすぐのもの)を通します。
※このスペースが広すぎると、ストローが固定されずに抜けてしまうので慎重に。
5.ストローに3.で作ったものを通して、反対側にもキャップをつけます。
ここではキャップの外側から内側に向かってつまようじを通します。
6.ジャバラストローを風船に差し込み、空気が抜けないようにテープでしっかり固定します。
※風船は固定する前に、1度か2度膨らませておきましょう。
※膨らまし口の部分を切り取ると、固定しやすくなります。
《遊び方》
1.風船を膨らませます。
2.手を離すと、進みます。
※滑りやすいテーブルや床ではタイヤが空回りするので、タイヤにゴムを巻いて摩擦を足します。
《どうやって風船カーは走っている?》
風船から噴き出す空気の勢いで進んでいます。
これは作用・反作用という力の働きです。
風船から噴き出す空気が作用、そして、その反動で進む力が反作用です。
風船カーでは前後に働く作用・反作用を利用していますが、上下に働く作用・反作用を利用したものがロケットです。
デコレーションをしたり、皆さんも、楽しい風船カーを作ってみてくださいね。
普及 鷲尾