11月1日は何の日かご存知でしょうか?実は新潟県立自然科学館のお誕生日なんです。
新潟県立自然科学館は新潟県立県100周年事業として昭和53年から建設が始まり、昭和56年(1981年)年に開館したので、もうすぐ42歳になります。
せっかくなので、保管してある資料から科学館の42年間をたどる写真をご紹介したいと思います。
まずは開館したばかりの科学館の外観写真です。
建物自体は変わっていませんが、お隣の県立図書館や鳥屋野潟公園がありませんね。
次は展示場も見てみましょう。
まずは2階自然の科学です。マイアサウラ劇場がまだなく、地球儀やナウマンゾウの骨格標本など展示物の配置も今と違いますね。ちなみにマイアサウラ劇場のオープンは平成11年2月27日です。
続いて生活の科学です。運用終了してしまった展示ですが、覚えている方はいるでしょうか?
ロボットの操作体験や歴史・技術応用などを紹介する「ハイテクロボット」のコーナーです。
平成17年に「生活を豊かにするロボット」に更新され、今ではこの子たちの姿を見ることはできませんが、ミュージアムショップではこのロボットをデザインした記念メダルを販売しています。
向かいのブースとテレビ電話やFAXなどの通信ができました。今ではスマートフォンやタブレット端末などで簡単に相手の顔を見ながら通話できてしまいますが、当時は新しい技術だったんですね。こちらは平成13年2月に現在の「マルチメディア」のコーナーに更新されました。
開館当初と変わらないところもありますが、こう見ると大きく変わったところもありますね。
42年の歴史の中で何度もリニューアルを重ねてきた自然科学館ですが、今も屋外展示場の改修工事が進んでいますし、12月からはプラネタリウムの設備更新も始まります。お誕生日を迎え、これからどのように変わっていくのでしょうか?皆さんも楽しみにしていてくださいね!
(事務局 S)