第三回「ピンホールで観察しよう」
いよいよ明日にせまった「部分日食」。昨日は日食グラスの使い方をご紹介しました。“日食グラスの準備が間に合わない!” “わざわざ準備するのはちょっと…”という方は、「ピンホール」という方法で観察してみませんか?
用意するのは、光を通さない少し厚めの紙2枚と画びょうなどの針だけ!
1.厚紙の1枚に画びょうなどで小さな穴をあける
※穴をあける時に針で怪我をしないように注意してください。
2.穴をあけた紙の後ろ側にスクリーン代わりにもう一枚の紙を置いて光を映す
(光を映す先が平らな地面などのときにはスクリーンがいらないこともあります)
すると、穴を通って影の中に映った光が太陽の形になるのです。うまく見えない時には、紙の角度を少し変えてみるときれいな形に見えますよ♪ わざわざ紙に穴を開けなくても、もともと穴が開いているものを使ってもOKです。例えば、麦わら帽子やお菓子(クラッカーなど)の穴なんかも使えますね。
これは2019年1月の部分日食の時に撮影したものです。
よく見ると、影の中に見える小さな光の点が欠けているのがわかります。
穴は一つでも良いのですが、このように文字になるようにしてみても記念になって良いですね。