「ミクロな世界」の新しい仲間

いきなりですが、問題です。下の画像は何でしょう?

ミクロの世界 蟻の拡大

ヒント、とても身近な生き物です。
少し引いた画像がこちらです。

ミクロの世界 蟻(頭部)

正解はアリでした!
先日、自然の科学3階の「電子顕微鏡の世界」に「アリ」が新しく加わったので紹介します。
いろいろな部分を拡大してみましょう。

まず眼です。

ミクロの世界 蟻(目)

小さなレンズがたくさんあるのが分かります。多くの昆虫は「複眼」と呼ばれる複数のレンズをもつ眼をもっています。さらに拡大すると、レンズとレンズの間に毛が生えていることがわかります。

次は触覚です。

ミクロの世界 蟻(触覚)

肉眼で見ると、アリはツルツルしているイメージですが、意外と毛が生えているのがわかります。

次は背中です。

ミクロの世界 蟻(背中)
矢印のところに穴が開いています。これはアリが呼吸するための穴で「気門」と言います。
アリの体を観察していると、複数の気門を見つけることができます。

身近な生き物の「アリ」ですが、拡大してみると色々な発見があります。今回、アリについて紹介しましたが、当館の電子顕微鏡では4種類の生き物の観察が自由にできます。ミクロな世界に興味があるあなた、電子顕微鏡のコーナーでじっくり観察してみてください!

 

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