クリスマスの花

皆さんこんにちは。
あっという間に今年も残り1か月となりましたね。
12月はクリスマス、イルミネーション、忘年会、大晦日…など楽しいことがたくさんあってワクワクしますね!

皆さんは「クリスマスの花」と聞いて何を思い浮かべますか?

クリスマスローズやバラをイメージする方もいると思いますが、私がまず思い浮かべるのはポインセチアです。この時季になると花屋さんでよく見かけますよね。クリスマスグッズを売っているお店にもポインセチアの造花がたくさんあります。

ではなぜ、ポインセチアがクリスマスを代表する花になったのでしょうか?

クリスマスにポインセチアの花が使われるようになったのには、いくつかの理由があるとされています。

そのひとつの理由はポインセチアのカラーで、クリスマスと言えば赤や緑、白が一般的です。
クリスマスカラーのこの3色にはそれぞれ意味があり、赤は「キリストの流した血の色」、緑は「永遠の命や愛」、白は「純潔」を表しています。
この3つのカラーを持ち合わせているのがポインセチアと言われています。

ポインセチアというと、赤い花を思い浮かべる方が多いと思いますが、大きな赤い花びらに見えるのは花ではなく苞(ほう)と呼ばれる葉です。そして、苞の中心にある複数の緑色の小さな粒々がポインセチアの花の部分です。では白色は?それは樹液です。

また、ポインセチアがクリスマスに使われるようになった他の理由のひとつには、花言葉に「聖夜」という意味があるためとされています。
ポインセチアはメキシコでも「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれていること、ポインセチアの形からベツレヘムの星を想像できることからクリスマスに使われるようになったと考えられます。(ベツレヘム・・・イエス・キリストの生誕地とされている町)

ベツレヘムの星はクリスマスツリーのオーナメントによく使われていますね。

当館でクリスマスシーズンに使用するクリスマスツリー

この時季、道を歩いているだけでもよく見かけるポインセチアですが、ポインセチアの花言葉や由来についてご存じの方はあまり多くないようです。花言葉や由来を知ることにより、ポインセチアに対する愛着がさらにわくのではないでしょうか。クリスマスシーズンには、部屋や玄関にポインセチアを飾って、季節の移ろいを楽しんでみてはいかがですか?

アテンダント A

<参考ウェブサイト>

・日比谷花壇,”ポインセチアの花言葉と「クリスマスの花といえばポインセチア」の由来”,https://www.hibiyakadan.com/xmas/column/z_0093/(参照2024/11/15)

・ウェザーニューズ,”ポインセチアはなぜクリスマスの花になったのか”,https://weathernews.jp/s/topics/202012/210065/(参照2024/11/15)