高いと低い?夏でも涼しいところ

皆さんはじめまして!なかなか梅雨が明けず、夏らしいことがスイカを食べるくらいしかできていない事業課のくまです。

ですが、8月に入り夏も本番!

海やプールに行く方も多いと思いますが、私はこの時期、山に行くのも大好きです。 山の上って太陽も近いし、なんだか暑そう…?と思われるかもしれませんが、標高が高いほど気温は下がり、夏でもこんな風に雪が残っているところもあります。

鳥海山
鳥海山
白馬乗鞍岳

気温は標高100mごとに0.6~1.0℃下がると言われていて、標高2,000mでは地上より12~20℃ほど気温が低いということになります。風の強さなどによって体感温度が更に低くなることもあり、夏でも涼しく感じられるというわけなんですね。

(2,000m÷100m)× 0.6℃ = 12℃

8月12日は「山の日」! 富山県の室堂平、長野県の千畳敷カールなど、標高2,000mまでロープウェイやケーブルカー、バスで行けるところもありますので、ぜひこの夏、山へ足を運んでみてはいかがでしょうか🐾

室堂平
室堂平

事業課 くま


【参考】
・財団法人日本気象協会監修, ワン・ステップ編. 天気の「なぜ?」にこたえる 気象がわかる絵事典 環境問題の理解に役立つ. PHP研究所, 2009.
・粟澤徹. やさしい山のお天気教室. 株式会社枻出版社, 2016.