みなさんこんにちは。にこやかです。
8月18日の科学館日記スタッフコラム担当にあたり、ふと「8月18日は何の日だろう・・・」と思い、検察してみたところ、「米の日」とありました!「米」という漢字を分解すると
「八十八」になるからだとか。
という訳で、今回は当館のお米や稲に関する展示について紹介します。
1階 新潟県の移り変わり
1階「新潟県の移り変わり」では、稲作の歴史に関する展示があり、昔の農機具なども展示しています。
こちらは炭になったお米の化石「炭化米」。柏崎の遺跡で見つかった弥生時代のお米です!!
設置されているルーペで観察してみると、ちゃんとお米の粒の形を保っています。今、私たちが食べているお米と、ほとんど同じ形です!
弥生時代の人々も、同じようなお米を食べていた…と考えるとなんだか感慨深いものがありますね…。
また、こちらは田植えに関する展示。昔の稲刈りの様子をジオラマで紹介しています。
新潟県は湿地帯が多く、田んぼの整備がとても大変だったそうです。昔の田んぼは、今の田んぼとは全然違いますね…。船を浮かべて、稲を運んでいます。
そして、今年5月には新しい展示「ビューティフル・ライス ~1000年おいしく食べられますように~」がオープンしました。
栄養素の循環を元に、「1000年後もお米を食べるにはどうしたらよいか?」を考える展示です。
展示を見た上で、4つのお米のうち、どれを選ぶのか?という投票スペースもあります。
親子で、ご家族で、お友達同士で、持続可能な食糧生産について、考えてみてはいかがでしょうか?(夏休みの自由研究にピッタリかも…!)
さらに、生活の科学3階の「ニイガタテクノキューブ」のコーナーにもお米に関する展示があります(※2023年3月末頃まで)。また、展示内容をコラムで紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください♪
コミュニケーター・にこやか