新潟県立自然科学館 NIIGATA SCIENCE MUSEUM新潟県立自然科学館 NIIGATA SCIENCE MUSEUM

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2024/5/17 展示「NIIGATA TECHNO CUBE」第9期

「ニイガタテクノキューブ」は、新潟県内で製造されている優れた製品に焦点をあて、製造工程や製造技術などを紹介し、ものづくりについて見て、触れて、感じてもらうコーナーです。

9期目となる今年度のテーマは「Made in Niigataで備えよう ~備蓄食品~ 」

新潟ならではのおいしい備蓄食品と、長期保存の技術やおいしさの秘密について紹介します。

「NIIGATA TECHNO CUBE」第9期 概要
■展示期間: 2024年5月~2025年3月
■展示場所: 生活の科学 3階 MAPで確認
■出展協力企業: 越後製菓株式会社
庭山綜合食品株式会社
ホリカフーズ株式会社
まつや株式会社

Made in Niigataで備えよう ~備蓄食品~

今年は新潟地震から60年、新潟県中越地震から20年の節目の年。
今年の元日にも能登半島地震が発生したように、災害はいつ、どこで起こるか誰にもわかりません。
自然災害の増加や激甚化に伴い、災害への備えとして「食料備蓄」は年々重要性を増しています。
今期は新潟ならではの「おいしい備蓄食品」に注目し、これらを開発・製造する県内企業を紹介します。

01_越後製菓株式会社

防災用・備蓄用の切り餅とパックご飯
越後製菓株式会社では麺類・米菓・もち・包装米飯などの食品を製造しています。
切り餅は独自の「杵つき製法」でひと臼ずつつき上げ、包装米飯は「高圧処理」によって、素材本来のおいしさを引き出すと同時に無菌状態にしています。
これらの技術に加え、脱酸素剤を用いた包装により、長期保存とおいしさを両立させています。
 

02_庭山綜合食品株式会社

防災備蓄用の「缶詰デニッシュパン」
庭山綜合食品株式会社は、2004年の新潟県中越地震をきっかけに缶詰パンの開発を始め、2007年から全国初となる防災備蓄用の「缶詰デニッシュパン」の販売を開始しました。
パンの材料・レシピの新たな開発だけでなく、缶詰の構造自体の改良により、長期間おいしく保存することができる缶詰パンとなっています。

03_ホリカフーズ株式会社

火も水も使わず温かい食事が出来る「レスキューフーズ」のセット
ホリカフーズ株式会社では60年以上に渡り、非常時・災害時に屋外で食べることを想定した災害用食品を製造してきました。
中でも「レスキューフーズ」は加圧加熱殺菌により長期間の保存が可能となっており、同梱された発熱剤などを使うことでどこでも手軽に温かい食事を摂れることから、様々なシーンで活用されています。

04_まつや株式会社

お湯や水を加えて混ぜるだけの「即席お粥シリーズ」
まつや株式会社では、1907年の創業以来、米粉製品の加工を一貫して行っています。
長年培ってきた米粉製造技術を活用した「瞬間フレッシュ製法」により、お米のおいしさを保ちながら長期保存も可能な「即席お粥シリーズ」をはじめ、離乳食や介護食まで幅広く手掛けています。